株式会社ベーシックが開発・提供する、BtoB企業向けクラウドCMS「ferret One」について紹介します。
TwitterなどSNSでferret Oneの評判を見かけて「自社でも導入してみようかな?」、「そもそもferret Oneって何ができるの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私が普段働いている、株式会社才流でも自社のサービスサイトをferret Oneに乗り換えました。結論から言って、Webサイトの運用(デザイン・コーディング)を外注していた才流としてはferret Oneを導入して良かったです。
ferret Oneを導入したことにより、サービスサイト周りのちょっとした手間が減り、(ex.キャッチコピーのテキスト部分を変更するくらいでも、エンジニアやディレクターに依頼する必要)、本来集中すべきことにより多くのリソースをさくことができるようになりました。
本記事では、実際のいち利用者としての声を混ぜながら、周りの評判なども含めてferret Oneについて紹介します。

・サイト運営を外注しているが、時間とお金がかかる。非エンジニアでも運用できるように内製化してスピード感を上げたい
・Webサイトをリニューアルしようとしている/CMSの乗り換えを検討中
・効率化しようと最新のマーケティングツールをたくさん使っているが、かえって余計に業務が煩雑になり困っている
自分/周りの社員/部下がこんなお悩みを持つ、BtoB企業の経営者、事業責任者、Web担当者、マーケターの方は是非参考にしてみてください。
下記より、ferret Oneの概要説明と事例紹介、料金、評判などを紹介します。
目次
ferret Oneとは?見たまま編集のCMS?
そもそも、ferret Oneとは何か?サービスサイトより引用いたします。
ferret Oneは、サイト制作(CMS)から問い合わせ管理、メール配信、A/Bテスト、LP作成、キャンペーン管理など、BtoBマーケティングに必要な機能を一通り揃えたオールインワンマーケティングツールです。
ferret One|サービスサイト
直感的な操作でスムーズに利用できるだけでなく、弊社が15年間蓄積してきたBtoBマーケティングのノウハウをもとにした成果が上がるメソッドを合わせてご提供をしています。
とにかく多機能であることは伝わりますね。ただ、若干分かりづらいのも否めないかもしれません…。
利用者目線でferret Oneについて補足説明すると、
・ベースはあくまで、CMS(非エンジニアでもWebサイトを簡単にいじれる)
・プラスアルファとして、マーケティングに使える豊富な機能もセット
という感じです。シンプルに言うと、上記のようになります。
まるでパワーポイントでぺたぺた、図形やテキストを編集するようにWebサイトにフォームを埋め込んだり、CTAボタンを設置したり、テキストをサクッと編集できたりするんです。これらCMS機能に加えて、BtoB企業がマーケティングを実施する上で必要な機能もセットでついてくる、そんなイメージです。
「たった1文字の誤字を見つけて、それを変えたいだけなのに、外注先のエンジニアに依頼して1万円かかった…」
「フォームの項目を減らす/増やすだけで、3週間以上かかってしまった。自社でチャチャッと直すことができたら良かったのに…」
こんな経験をしたことのある方も少なくないでしょう。
ferret Oneであれば、こうした悩みを解決することができます。

現時点で「ferret Oneについて詳しく聞いてみたい!」となった方は、ぜひ下記よりお問い合わせしてみましょう。
では次に、ferret Oneが解決する課題についてもう少し深堀りして見ていきましょう。
ferret Oneが解決する課題
ポイントは3つあります。
課題①サイトリニューアルや新規立ち上げで、何からやればいいかわからない
ferret Oneなら・・・
・BtoBサイト制作のフレームワークに沿って、必要な情報を整理
・BtoBサイトに必要なサイト制作パッケージをご提供
課題②サイトを作っても、集客できるかどうか不安
ferret Oneなら・・・
・BtoBマーケティングのノウハウをもとに、サイトの初期戦略設計をサポート
・SEO対策、メールマーケ、広告管理、資料請求、セミナー集客など、Webマーケティングが実行できる環境が手に入る
実際のferret Oneの管理画面はこんなイメージです。(画像はサービスサイトより引用)
・SEO対策
検索順位チェック機能も搭載

・メールマーケティング
ステップメールにも対応

・広告管理

※参考:広告運用におすすめのツール「Shirofune」
・資料ダウンロード

その他、ferret Oneの機能を一通りまとめます。下記のように、CMSとしてWebサイトを簡単に作ったり、変更したりできることをベースに、A/BテストやCVユーザーの行動履歴把握などWebマーケティングを実施する上で便利な機能もセットでついています。
・簡単ページ編集(CMS機能)
ferret One|サービスサイト
・お問い合わせの一元管理(CRM機能)
・ランディングページ作成
・フォーム作成
・一斉メール、ステップメール
・キャンペーン管理
・A/Bテスト
・イメージ画像挿入(amana images/PIXTA)
・フォーム、CTA設定
・CVユーザーの行動履歴
・MAツールやCRMツールとの連携
課題③外部業者やデザイナー・エンジニアにいちいち依頼するのが面倒。自分でサイトをいじりたい
ferret Oneなら・・・
・直感的に使えるので、担当者がいつでも修正可能
・成果が出るまで、何度でも更新できる

画像では正直、ferret Oneの操作感が中々イメージがつかないですよね。
現在、サービスサイトを見ると、ferret Oneの操作感を動画で見ることができます。(今後変わってしまうかもしれませんが)
ツール提供だけでなくコンサルティングもセット。だから安心して利用可能
ツール提供だけでなく、サイト制作前の戦略設計から制作後の運用に至るまで、コンサルティングプログラムも提供しています。
いくら簡単にWebサイトを作れるとはいえ、「どうWebサイトを作ればよいのか分からない」「どうferret Oneを活用すれば、Webマーケティングで成果を上げられるか分からない」、こんな悩みを持つ方にも安心できるサービスです。
ferret Oneの価格・料金
ferret Oneの料金体系は、
・初期費用:10万円
・月額利用料:10万円〜(プランにより変動)
という形式です。サイト制作、初期戦略設計、広告運用やコンテンツ作成代行などのオプションも提供しています。詳しくは下記リンクよりお見積もりの連絡をしてみてください。
ferret Oneの評判・口コミ
気になるferret Oneの評判を見てみましょう。(随時更新)
ferret One導入事例|株式会社才流
BtoB企業のマーケティング支援を行う才流でも、ferret Oneを利用しています。才流がferret Oneを導入した背景、導入の決め手などを、プレスリリースから引用いたします。(筆者で多少編集済)
◆ ferret One導入の背景
BtoBマーケティングのコンサルティング会社、才流(サイル)がBtoBマーケターのためのCMS「ferret One」を導入。Webサイトの制作から更新・運用までを内製化し、マーケティング業務の効率化を目指す
BtoBマーケティングのコンサルティングサービスを提供する株式会社才流は、2016年7月からこれまで100社以上の企業のコンサルティングを行い、企業のマーケティング戦略・施策設計を支援してきました。
自社サービスを広めるために、自社のWebサイトにコンテンツを拡充するコンテンツマーケティングの手法をとっています。ただし、これまでは自社で自由にWebサイトを運用できず、時間とコスト面で課題がありました。そこで、社内メンバーだけでもWebサイト運用ができ、業務の効率化を図れるツールを探していました。
「自分も含め、メンバーにエンジニアがいないので、Webサイトを自由に作り変えることができませんでした。コンテンツをすぐに更新したくても、外部に依頼しなくてはならず、毎回時間とコストがかかっていました。今のままでは思うようなWebマーケティングが実現できないことに、危機感を持っていました。」
◆ ferret One導入の決め手
自分たちで更新可能なCMSへの載せ替えを検討し、他社のCMSについても調べていたのですが、ferret Oneは他のCMSと違い、公開時の見た目と同じプレビュー状態のままサイト編集できることが、サイト更新において便利だと感じ、ferret Oneを導入することに決めました。
◆ ferret Oneに期待すること
・スピーディーなWebサイトの変更・更新
これまでは、Webサイトの一部を変更するだけでも外部に依頼しており、その改修に1ヶ月以上かかっていました。ferret OneのCMS機能は、コーディングの知識がなくても誰でも簡単にページ作成・編集ができるため、担当者自身で作業が完了します。
・コスト削減
ferret Oneを利用して、これまで外部に発注していたWebサイトの改修、コンテンツ更新費を毎月20~30万円削減できると見込んでいます。
・働き方の向上
「Webサイトを更新したいタイミングで更新できないストレス」から解放されるとともに、「Webサイトをいつでも更新できるという安心感」が加わることで、本来集中すべき業務に集中できるようになりました。
期待以上にferret Oneは使い勝手がよく、ユーザーにとってきちんとメリットのある機能がたくさんあります。
例えば、コンバージョンしたリードがCV手前、どんな風にサイトのコンテンツを見ていたか把握できる機能もあります。
仮に、事例記事を見た後にCVに至っていたら、
・事例記事を増やす
・事例記事からのCVポイントを増やす/導線を強化する(CVポイント:事例集ダウンロード、資料請求、お問い合わせ)
こんな判断ができます。
正直、CVユーザーの具体的な行動履歴まで分かるとは思ってなかったので、社内でも称賛の声が上がっていました。これであれば、Googleアナリティクスなどで細かく分析するスキルがない方でも分かります。
Twitterでも、ferret Oneの評判について確認してみます。
「Webマーケティングの生産性が爆上がりしました」
手厚いサポートが高評価。
ツール利用料は毎月10万円以上と、コスト面はやはり気になります。サイト運営に関わる外注費の総額が10万円未満の場合には、おすすめできませんね。
ferret Oneのデメリット
もちろん、デメリットもあります。
例えば、Webサイト上で表現したいデザインをferret Oneで作るサイトでは実装できないこともあります。非エンジニアでもWebサイトが自由にいじれると言う強力なメリットがある所以、縛りもあるわけです。
「以前のサイトではできたのに、ferret Oneだとできないの??」と、なる可能性もありますので、しっかりと担当者に確認をしましょう。
サイト改善完了後、広告運用するならShirofuneがおすすめ

ferret OneでWebサイトを構築・改善ができたら、Web広告の実施を検討する企業様もいらっしゃると思います。
そんな広告運用を行いたい時におすすめのツール/サービスが、Shirofune(シロフネ)です。Shirofuneとは、従来の広告運用より月間の作業時間を最大92%削減しつつ、同時に、広告媒体での運用時よりCV数3倍など、高い広告成果を達成できる広告運用自動化ツールです。
広告主様の運用内製化にもおすすめ
代理店に委託せず、広告運用を内製化したい企業様におすすめ。サポートプランという内製化を支援するプランもあるため、広告運用が未経験の企業でも広告運用の内製化に成功している実績が多数。
【事例】「数字を手がかりにすれば、未経験でも改善できる」獲得単価は30%改善。CV数も1.3倍に。タイヤEC市場トップを目指す、株式会社BEADの導入事例
【事例】オフライン施策の自粛で高まるリスティング広告の重要性。ツール+サポートで目標の獲得リード数を達成!〜クラスメソッド株式会社のShirofune導入事例〜
【事例】初月で問い合わせ件数1.5倍。サポートプランで未経験でも内製化を実現!〜ヤマトロジスティクス株式会社のShirofune導入事例〜
広告代理店様の運用効率化にもおすすめ

Shirofuneは広告主だけでなく、中小代理店から大手代理店まで幅広く利用されています。
広告代理店が行う広告運用業務は以下に大きく分類できますが、Shirofuneであれば3と4をほとんど自動化することが可能です。
1.設計(ターゲットや狙い)
2.設定(アカウント設計・反映)
3.運用(入札・クエリ)
4.把握(数値レポート・比較レポート)
5.分析(原因調査・仮説立て)
6.提案
広告運用にかかる月間作業工数を最大92%削減できます。Shirofuneで効率化し、余ったリソースを別事業/新規事業や、新規案件の獲得に再配置する企業様もいます。「広告代理店こそShirofuneを導入すべき」と、株式会社DAサーチ&リンク社からも高評価されています。

【事例】触ってすぐに感動した圧倒的に使いやすいUIで、運用業務を大幅効率化。コンサル人材の育成にも貢献。プライムクロス社のShirofune導入事例
【事例】プロの広告運用者が肌で感じた、媒体の自動化とは異なるShirofuneのアルゴリズムの価値とは。〜カルテットコミュニケーションズのShirofune導入事例〜
【事例】1人で運用できるアカウント数は以前の25倍!〜広告代理店・ (株)メディックス 導入事例
【事例】見やすいレポートとCPAの安定化でクライアントから好評と信頼を獲得。媒体横断の自動化で効果を改善しながら広告運用業務の効率化を実現〜広告代理店・フォース株式会社〜
まとめ
以上、ferret Oneの概要、解決できる課題、機能、評判・口コミなどを紹介しました。BtoB企業にとって、Webサイトは会社の顔です。問い合わせ前や、商談前、発注前など、あらゆるビジネスシーンでチェックされます。
「この会社は大丈夫そうだから、問い合わせしてみようかな」と信頼されるかどうかも、Webサイトの第一印象が意外にも大切です。気づかないうちに、CVの機会を損失している可能性もありえます。
Webサイトが微妙でも、
・営業部隊が超強力
・既存取引先との契約で十分
・ターゲット顧客がWebで情報収集をほとんどしない
こんな場合を除けば、Webサイトを作り込んだ方が間違いなく良いです。
どんなに素晴らしい広告を打とうが、受け皿であるWebサイトやLPが微妙では結局CVしません。
しかし、2020年においてもWebサイトの運用面で悩みを持つ企業は少なくありません。ferret Oneであれば、エンジニアリング知識のないビジネスサイドでも簡単にサイトの更新が可能です。
ただし、どんなものでもferret Oneで表現できるわけではありません。どんなものにもメリット・デメリットがあるように、ferret Oneで表現できるものと、できないものがあります。詳しいところは、ぜひ問い合わせして確認してみてください。