こんにちは、おすすめSaaS.com(当サイト)運営の金森です。
本稿は、
・人事/採用関連の商品を提供する事業会社のマーケター
・人事/採用関連のクライアントを担当する外部支援者(マーケターやコンサルタント)
を対象に書いています。
こんな疑問を抱える方はぜひ参考にしてみてください。
・人事担当が普段どんな業務をしているか分からない!
・人事担当者の情報収集源は何か?
・人事担当者はどんな課題を抱えているのか?
BtoBマーケターである私が実際に「人事・採用関連」の業界理解、顧客理解を深める上で役に立った本を紹介します。
※注:あくまで、人事・採用に関する知識が少ない立場として書いています。
これを強調する理由としては、他のメディアで人事のプロが人事向けに紹介するおすすめ本を読んだのですが、私のニーズとはマッチしなかった経験があるためです…。
採用業務の大枠を理解するために本書を読みました。企業の採用手法の事例が豊富に紹介、かつきちんと整理がされており非常に読みやすかったです。
例)ビズリーチの採用手法:候補者の入社意欲を高めて逃さない、面接における面接官の4つの役割とは
■ 本書の内容例
・採用に活用できるチャネルの例
・メディア経由での出会いに大切な「3つのA」
・採用担当者8つの役割
・採用活動における4つの出会い方
・リファラルを成功に導く7つの取り組み
・選考における主なバイアスや傾向
・採用におけるアピールポイントの
「採用」に関するインプットをしたい人にはとてもおすすめです。
個人的には、間違いなく読んでよかったです。
※Amazon→採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則
本書は、リクルーティングビジネスを歴史的観点から遡り、そして将来どうなるかについて書かれた本です。求人広告、データベース、人材紹介、求人検索エンジンなど人材ビジネスの変遷を知ることができます。またリクルートの過去の話などシンプルに面白い本です。
人材業界のマーケターや、人材業界を支援する支援会社の方にもおすすめです。
先輩から「広告のことを知りたいなら、Facebookのロードマップを把握しておくと良いよ」とアドバイスをもらったことがあります。プラットフォームがどういう未来になっていくか大枠理解しておくことが、広告関連事業者にとっては重要だだからです。
同様に人材業界を深く理解するためにも、過去・現在・将来シナリオをある程度理解することに意義があるだろう、と思い読み始めた経緯があります。
※Amazon→採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ
本書は、様々な種類がある人材ビジネスを分類し、それぞれの概要とシステム、活用のメリットを説明した本です。情報の網羅性の高さが特徴と言えるでしょう。人材ビジネスの大枠を知りたい人におすすめです。
私自身も、クライアントの業界理解をするために、この「図解入門業界研究シリーズ」を重宝しています。
業界知識の基礎的な内容から説明してくれるため、人材ビジネス入門者向けです。「人材ビジネスのクライアントを担当することになったけど、何も知らない!」と思った方は是非本書から大枠をインプットしてみてはいかがでしょうか。
※Amazon→図解入門業界研究 最新人材ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版]
随時更新していきます。