プロが語るアフィリエイト広告の始め方(広告主向け)!おすすめASP、成功の秘訣、よくある失敗は? #PR

プロが語るアフィリエイト広告の始め方(広告主向け)おすすめASP、成功の秘訣、よくある失敗は?

こんにちは、おすすめSaaS.com(当サイト)の金森(@user_id_us)です。

突然ですが、こんな課題はありませんか?

・広告主としてアフィリエイト広告の展開を検討しているが、失敗を避けたい

・アフィリエイト広告で成果を出すための最短ルートを知りたい

・おすすめのアフィリエイトASPは何か知りたい

今回はこうしたお悩みを解消すべく、元・アフィリエイトASP出身者で、アフィリエイト広告に12年間携わってきたプロにお話を伺いました

広告主目線で、

・アフィリエイト広告出稿の始め方

・アフィリエイト広告で失敗する考え方

・広告主向け、アフィリエイトASPの選び方

などを伺っています。ノウハウもてんこ盛りなので、ぜひ参考にしてください。

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自己紹介(経歴・実績紹介)をお願いします。

私は、アフィリエイトASPを運営する企業に11年くらい勤めておりました。

その中で、広告主様向けのコンサルタントからシステム開発まで幅広く携わっていました。アフィリエイト広告以外にも、Web広告前半に関わってきました。

今回はその経験をもとに、「アフィリエイト広告の始め方」や「広告主様がアフィリエイト広告を始める際にやりがちな失敗」についてお伝えさせていただきます。

広告主/事業者は、どのようにアフィリエイト広告を始めれば良いか?

例えば、自社(広告主様)が商材AをECで販売しており、商材Aのプロモーションを強化すると仮定します。その中でアフィリエイト広告をプロモーションの手段として選択するとしましょう。

アフィリエイト広告の出稿を開始する際、どのように始めれば良いか。

まず重要なのは、プロモーションを強化する商材Aが

・どういうジャンルで

・ECであれば、モール型ECなのか自社ECサイトで販売しているか

・どの程度の規模か

などによって、選ぶべきアフィリエイトASPが変わってきます。

大手ECサイトの場合、どのアフィリエイトASPがおすすめか

例えば、自社が大手ECサイトでネームバリューがあるところだとしましょう。

この場合、ECであれば、バリューコマースか、リンクシェアの2択で、どちらか合うかという話です。

理由は2点あります。

バリューコマースとリンクシェアは、ECのジャンルに強い

バリューコマースとリンクシェアは出荷連動システムが強い

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バリューコマースもリンクシェアもECのジャンルに強い

もし自社がECでありネームバリューがある企業ならば、メディアのラインナップという意味で、バリューコマースとリンクシェアはおすすめのアフィリエイトASPです。

特に、メディア側の特徴として大手ポイントメディアの繋がりが強いためです。

ポイントメディアとは、例えばこのサイト経由でモノを買うと、このサイトが発行しているポイントが貰えるというもの。有名どころだと、LINEポイントなどがあります。

ポイントサイトとは、サイト側が広告主から得た広告利益の中から、広告にアクション(クリック、成約)したサイトユーザーにポイントとして還元する仕組みをもったサイトのことです。いわゆるインセンティブ媒体です。ユーザーは貯まったポイントを現金、電子マネー、ギフトカード、マイル等と交換することができるため(サイトにより、何と交換できるかは異なります)、お小遣い稼ぎの目的で利用する人が多いです。

ポイントサイト広告の比較、一覧、まとめ

バリューコマースとリンクシェアは出荷連動システムが強い

自社(広告主様)がECの場合、システム的な面でバリューコマースとリンクシェアは優位性があります。

具体的に言うと、バリューコマースとリンクシェアは出荷連動システムが強いです。

というのも、アフィリエイター の場合、アフィリエイトリンクを踏んで成果が発生すると、成果発生のフラグが立ちます。しかし実際、請求対象になるものは一部に限られます。例えば、キャンセルや成果対象外の商品情報を除いて、成果を承認する作業が発生するためです。

大手ECサイトの場合、コンバージョン数が多いわけです。そうなるとECサイトの担当者様にとって、上記のような承認作業は相当大変です。

こうした課題を、バリューコマースとリンクシェアを利用すれば、システムの自動連携で解決できるわけです。

そのため、大手ECであれば、バリューコマースやリンクシェアがおすすめのアフィリエイトASPです。

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中小ECサイトで単品通販の場合、どのアフィリエイトASPがおすすめか

結論、商材のジャンルにもよりけりです。

まず単品通販なのか、それとも複数商品を扱うかによっても違いがあります。

単品通販で、アフィリエイト広告の出稿を始めるのであれば、

・アクセストレード

afb(アフィb)

この2つから始めるのが良いでしょう。

アクセストレードとは?
アクセストレードは、アフィリエイトの運営実績が2001年から10年以上あるサービス。だからこそ、多種多様なサービス・商品ジャンルでの豊富なプロモーション実施事例を数多く保有しています。その中から成功事例をベースに個別にカスタマイズし、最適なプラン作りをお手伝いします。アクセストレードの会員である媒体(パートナーサイト)も豊富で、御社のサービス・商品ジャンルに合った媒体に広告出稿することができます。
afbとは?
「afb(アフィb)」とは、株式会社フォーイットが運営する成果報酬型のアフィリエイト・サービスです。「顧客第一主義」を掲げ、パートナーへの支払いサイクルは業界最速。消費税分を上乗せしてお支払いし、振込手数料はもちろん弊社負担です。

アクセストレードとafbがおすすめの理由

アクセストレードとafbは、上位クラスのアフィリエイトメディア(アフィリエイター)と1対1でやり取りをしながら、細かく運用してくれる会社のためおすすめです。

大手ECサイトと異なり、ネームバリューがない広告主/事業者様だと、既存のサイトに掲載いただくより、メディアにサイトを新たに作ってもらったり、ニッチなカテゴリーのサイトを多数持つ人たちの中にどう広告を掲載させていただくかがポイントです。

メディアにサイトを作ってもらうことに関して補足です。例えば、単品通販の場合、これまで世間になかったカテゴリーの新しい商品を作って売りたい企業がいます。昔であれば、青汁、ブルーベリーのサプリなど、いろんな新しいジャンルが生まれているんですよね。

そういうような、今まで世の中に無かったような訴求力で通販を始めたい場合はアフィリエイトメディアが元々ありません。なので、メディアと連携して新しいサイトを作っていくということです。

このような、アフィリエイトメディアとの細かい繋がりは、アクセストレードやafbが強く、メディアとちゃんと連携が取れている印象です。

一方で、この2つは大規模のアフィリエイトメディアには強いのですが、中堅クラスのメディアにはあまり手をかけられていません。

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A8.net(エーハチネット)も検討価値あり。その理由は?

知名度がない中小規模の場合、A8.net(エーハチネット)を利用するのも選択肢の一つです。

A8.net(エーハチネット)は、アフィリエイトメディアの数がとにかく多いからです。中規模、小規模クラスのメディア含めてとにかく多いです。

自社の商材がたとえニッチな商材でも、アフィリエイトメディアの数が多いため、ニッチな商材を選択してくれるメディアもあるかもしれません。

弱点としては、1メディア毎のケアをあまりしてもらえません。どちらかというと、自分で運用していかなければならないASPなので、そういう面はデメリットでしょう。

アフィリエイト広告でよくある失敗

広告主/事業者様がアフィリエイト広告を出稿する際、よくやりがちな失敗例を紹介します。

“他業種/他カテゴリー”の競合への対応が疎か

それは、同業種/カテゴリーの競合ばかり注目してしまい、他業種/他カテゴリーの調査・対応を疎かにしてしまうケースです。

例えば、ウォーターサーバーというカテゴリーの商材を展開するA社があったとします。多くの場合、A社は報酬単価やアフィリエイトメディアについて、同業種/カテゴリーのB社・C社のことばかり気にしてしまうんですよね。

ただ、実はアフィリエイトメディア(アフィリエイター)は、ウォーターサーバーという1つのカテゴリーとして見ているので、他にも金融系や単品通販など複数のジャンルに取り組んでいることが往々にしてあるんですよね。

アフィリエイトメディア(アフィリエイター)目線で言うと、どのカテゴリーにリソースを割けば最も効率よく成果が出るかが関心ごとです。複数あるウォーターサーバー同士で比較しているというより、複数あるカテゴリー同士で比較しているわけです。

そのため、アフィリエイト広告を出稿する広告主様は、製品が属するカテゴリー以外の競合とも戦わないといけません。これを前提として、きちんと理解しましょう。

このことを意識できている広告主様はあまりいません。他業種/カテゴリーの競合の存在を考え始めるだけでも、打ち手も成果も変わる印象がありますね。ぜひ覚えておいてください。

他業種/他カテゴリーの競合への対策例とは?

例えば一つに、報酬単価・収益性の観点はもちろんあります。カテゴリーによって、報酬単価・収益性は大きく異なりますから。

アフィリエイターを集客してセミナーを開催

また、「アフィリエイトメディアが伝えるコンテンツ」になりえる情報をどうやって彼らに伝えるかも大事です。

例えば、アフィリエイターを集客してセミナーを開催するのも効果的です。

アフィリエイターにとって、新しいキーワードの発掘や過去記事の情報更新に活用できるためです。アフィリエイターにとって、競合ページにはないオリジナル情報を盛り込めたらSEO上も有利だからです。

なので、アフィリエイトメディアが集客するための情報を広告主様側からどんどん届けましょう

セミナー経由でアフィリエイターに他のアフィリエイターを紹介してもらうことも

アフィリエイター同士で横のつながりを大事にしているケースも多くあります。

セミナーの良いところは、セミナー経由でアフィリエイターから、他のアフィリエイターを紹介してもらうことも可能です。

メルマガで案件のアップデート情報を定期的に届ける

広告主様側がメルマガをきちんと出して、「この案件のアップデート情報はこんなものがあります!」と定期的にアフィリエイターに届けるのも有効です。

成果を出しているアフィリエイトメディアは、こうした情報から自社サイトのコンテンツを見直したり、新たなコンテンツを追加したりしているんです。

それによって、SEOが上がりますとか集客キーワードが増えますとか、そういうところに繋がるので、アフィリエイターさんが集客するための情報っていうのをどんどん届けてあげるといいと思います。

自社の都合しか考えない広告主は失敗する

「自社の都合からしか考えない」というのが、アフィリエイト広告において一番よくある失敗例です。

成果報酬が固定で計算もしやすいがために、報酬単価を安く抑えすぎてしまうんですよね。

報酬単価を安く抑えすぎると、そもそもアフィリエイトメディア側が取り扱ってくれません。自社都合ばかり押し付けてしまうと、アフィリエイトメディア(アフィリエイター)に嫌われてしまいます。

広告主様はASP・アフィリエイトメディアと協力して相互で成果を出していく意識をもち、きちんとした関係性構築に努めた方が良いです。

例えば、商材Aを新しい切り口でユーザーに訴求する際、アフィリエイトメディアに一方的に押し付けてしまっては大体失敗しますからね。急に、「〇〇の条件で、こういう切り口でコンテンツを作ってください」と言っても、アフィリエイトメディア(アフィリエイター)としては「急に何?」となります。

アフィリエイト広告で成果を出す方法

以上から、アフィリエイト広告で成果を出すためには、

・しっかり情報をアフィリエイトメディア(アフィリエイター)に届けること

・自社カテゴリーの競合以外にも他カテゴリーの競合もしっかり見る

・一方的に押し付けるのではなく、アフィリエイトメディアと相互に協力して目標達成に取り組むこと

この3点が重要です。

上記のようなことを通じて、アフィリエイトメディアやASPに自社の優先度を上げてもらうかが大事です。

アフィリエイト広告案件も有象無象にあるので、その中でどうリレーションシップを築くかが大事です。

アフィリエイト広告は始めてからどれくらいで成果が出るか

半年くらいは「育てる期間」と思っておいた方が良いです。

アフィリエイト広告ではメディアネットワークを作っていく必要があるため、始めてすぐに成果を出すのは難しいです。短くても3ヶ月は、ネットワークをどう作るかを考えた方がいいです。

メディアのネットワーク作りのポイントは、先ほど紹介したアフィリエイトメディア(アフィリエイター)と良い関係を構築することに尽きます。

ターム(期間)によってもやるべきことが異なるので、タームにあった戦略を意識しましょう。

初期に自社商材の認知を広げるためにやること

最初の方はアフィリエイトメディアに自社商材を広く知ってもらうことが良いので、初期の3~6ヶ月は基礎作りをしっかりやることを意識しましょう。

例えば、認知獲得のためにセミナー開催は有効です。

また、プロモーションを始めてから3ヶ月だけ報酬単価を上げるのも有効です。具体的には、1商材あたりに出せる広告費が1,000円だった場合、「まずは様子見しよう…」と300円から始めたりするのではなく、競合や他社の出稿状況も踏まえて、初期は少し多めに出すといった判断が有効です。

加えて、「新着プロモーションのメルマガ」も有効です。どこのアフィリエイトASPでもだいたい出しますね。この際、メルマガの中でどう目立つかを意識しましょう。

例えば、【商品タイトルと会社名、案件名だけが載っているもの】と、【「期間限定報酬UP中」といったことが記載されているもの】では、インパクトが全く違います。こういう小技は実は重要ですね。

1~2年運用し、成果が安定してからやるべきこと

続いて1〜2年間、アフィリエイト広告を出稿して成果が安定してきたら、やり方が変わります。この辺りで上位のアフィリエイトメディアが決まってくると思います。

その際に、掲載コンテンツを充実させようとか、キーワード広げていこうとか、掲載順位で掲載位置変えていこうとか、戦略が変わります。

アフィリエイト広告出稿で注意した方が良いこと

アフィリエイト広告を始めようとしている際、広告主様はよく健全性を懸念される方が多かったです。どうしても、アフィリエイト広告の闇は存在しますので、かなり注意した方がいいです。

申し込み系の案件は悪質なアフィリエイターに狙われる可能性も

分かりやすい例で言うと、申し込み系の案件は悪質な人にターゲットにされやすくて。かなり悪質なケースですが、アフィリエイターが多数の学生をバイトで雇い、とりあえず申し込みだけバーっとさせて不当に収益を得ることも。。

アフィリエイトASP側も対策はしているのですが、やはり追いつかない部分がどうしても出てきます。なので、申し込み数だけ見ていると、悪質な人にやられ放題になってしまいます。

そのため、単純な成果発生件数ではなく、LTVや申し込み後の利用率などをちゃんと見ましょう。ASPと一緒にちゃんと見ると、悪質なケースに早く気づくこともできます。「このメディアって、申し込みは多いけど、その後の利用は全然ないよね」といった風にですね。

注意点としては、残り2つも簡単に紹介します。

成果条件や禁止事項を明確に定義し提示する

ASPやアフィリエイターと一緒に成果を上げるためのルール作りを意識しましょう。他案件と比べ、厳し過ぎるのもマイナスになってしまいます。

ASP担当者が運用者ではなく、運用の主体は広告主と考える

ASP担当者が運用するのではなく、あくまで運用の主体はご自身です。

その点を踏まえた上で、ASPとアフィリエイターと同じ方向を向いて成果を達成するためのチーム作りを意識されるのも大事なポイントです。

アフィリエイトメディア(アフィリエイター)に活躍してもらう方法

アフィリエイトメディア(アフィリエイター)と、丁寧にコミュニケーションを取ることに尽きます。

アフィリエイトASPによっては広告主様とアフィリエイトメディア(アフィリエイター)が直接コミュニケーションを取ることを嫌がることもあります。なので、広告主・メディア・ASPの三社が納得する形で、コミュニケーションをよくすることを考えましょう。

アフィリエイターさんによく多いケースとして、会社化しているものの孤独な人が多いです。お金は多く稼げるようになったけど、日常生活は家族と会う以外、部屋に籠もって孤独でいらっしゃることも多いんですよね。社員がいても、社員との距離を感じることも多々あります。

だからこそ、社会人として歩み寄って、良い関係性を築けると絆が深まって、結果的には成果にもつながってきます。

見落とされがちですが、重要なポイントです。これからアフィリエイト広告の出稿を開始される広告主様/事業者様はぜひ覚えておいた方が良いです。


インタビューは以上です。

最近ではBtoB事業者でも、BtoBマーケティングの施策としてアフィリエイト広告を始めている企業様もいらっしゃいます。

今後もそうしたケースが増える可能性を見込み、アフィリエイト広告のプロにインタビューさせていただきました。様々なノウハウなどをお伺いでき、非常に面白かったです。

アフィリエイト広告の出稿を検討されている広告主様はぜひ参考にしてみてください。

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