こんにちは。おすすめSaaS.com(当サイト)運営の金森(@user_id_us)です。
今回は、ネットショップ・ECサイト構築サービスの「MakeShop」の利用者に、匿名でインタビューを行いました。通常の事例取材インタビューでは知ることができないような、リアルな声を紹介します。
MakeShopのご利用を検討している方の参考になると思います。
まず自己紹介をお願いします
初めまして。MakeShopを使って、輸入雑貨と食品の通販サイトを運営しております。月商数百万円の規模です。10年間ほど運営しており、昨年法人化もしました。ECに長く携わっているので、コンサルティングもしております。
今まで、ショップサーブとカラーミーショップを使ったことがございます。また、友人がBASEを使って運営するネットショップの運営補佐などもしております。
なぜ、数あるECカートシステムの中でMakeShopを利用するのか
サポートと機能が充実しているためです。
※機能については後述
MakeShopはサポートが充実している
メール・電話の他に、管理画面内に質問掲示板というものがあります。質問掲示板では、対応履歴が見れて便利です。
また、HTMLやCSSに関する質問ができるのが大変良いです。具体的には、HTMLとCSSを使ってデザインを組んだ時に、デザイン崩れや自身の思い通りにならなかった際に、そのソースコードをMakeShopに送ることで修正してもらうことが可能です。こんなことまでしてくれるのか、大変助かります。
※画像参照:MakeShopプレミアムプランの詳細
無料体験期間中は、ECアドバイザーが管理画面を見ながら機能の使い方などを細かく説明
無料体験期間中は、ECアドバイザーがが、実際に管理画面を見ながら、機能のうまい使い方を細かく説明してくれます。
その他、ECの売上アップのセミナーやSNSなどのトレンド対策を教えてくれるセミナーも開催しています。たまに、AmazonやGoogleなどの大手企業と共催もしているので、最新情報も得ることができます。
MakeShop利用前の課題・背景
10年くらい前ですが、実はMakeShopを導入する前に、ショップサーブを利用していました。
ショップサーブの本当の口コミ
クレジットカードの審査を2ヶ月間忘れられたり、サポートの折り返し連絡がなかったり、サーバー自体が落ちてサイトが開かなかったり….と、ショップサーブに不満がありました。
そこで他社システムに乗り換えようと、いろいろ調べました。
ショップサーブからMakeShopへ移行
その際に、会員管理、メルマガ配信のしやすさ等、便利な機能が充実しているMakeShopのほうが使いやすいと思い、MakeShopに乗り換えました。
MakeShopに決める前にもちろん他社サービスも比較検討しました。具体的には、futureshopとカラーミーです。
futureshopは、月額利用料が予算と合わず断念。もう一つのカラーミーは、今でこそ機能が充実していますが、当時は機能があまり充実しておらず、使いづらいかなと思ったためです。
Makeshopのメリット
MakeShopのメリットは、機能がとても充実している点です。
600以上機能があるので、歯痒いところに手が届く感覚でネットショップ運営を楽しめる点です。
具体的には次のような機能があります。
・会員登録したときに、お客様に500ポイントのプレゼント
・在庫が無くなった時に再入荷の通知をする
・商品ページの下に、類似商品を掲載する
・配送完了後にフォローメールを送る
・会員グループ毎に割引率を変える設定
卸業者やBtoBの業者にも使いやすいですね。
Makeshopのデメリット
MakeShopのデメリットは、入金サイクルが遅い点です。翌々月に入ってくるため、せっかく売れても手元に売り上げが入るのが遅いです。
オプション料金(手数料1.5%)を払えば、入金を早めることは可能ですが。
※参照:即日売上入金サービスの詳細
入金を早める理由としては小売り業だと、例えば月末締めで翌月払いなど、入金サイクルによって売れても手元に現金がないということが発生してしまいます。なので、なるべく入金サイクルを早くしたいんですよね。
卸業者などは、早期入金を使う場合が多いです。入金サイクルを早めないと手元に現金がなくて、次の仕入れができないからです。
MakeShopの利用をおすすめする人・企業
企業/事業規模の観点
個人事業主でも月商100万円以上稼いでいて、ネットショップを盛り上げたい人におすすめです。
例えば、月商10万円程度で軽い副業感覚でやりたい人にはMakeShopは向いていません。個人事業主でもネットショップで食べていきたいという意識が高い人がユーザーには多いように思います。
企業であれば、EC事業部という専門部署を立ち上げて、会社として本腰を入れてネットショップに注力すると決めている会社にはおすすめですね。
運営体制の観点
楽天やYahoo!などモールも併用運営している人にもおすすめです。
ネクストエンジンという在庫管理システムとも連携しているので、モールと自社ECサイトの在庫管理がしやすいの魅力です。
ネクストエンジンとか在庫ロボットっていう在庫管理システムと連携してるので、モールと自社サイトの在庫管理がしやすいっていうのも魅力なので、それと併用している人にもおすすめです。
【参考】ネクストエンジンの口コミ
在庫管理システムについてですが、私の知る限り、モールと自社ECサイトをやっている人はネクストエンジンを利用している人が多いです。一番使いやすいと聞きますね。
MakeShopの料金プラン
MakeShopの料金は、各プランの月額費用と初期費用だけです。
他社サービスと違い、どれだけ売っても売上手数料は一切かからず、利益が出やすい料金体系であることが特徴です。
プレミアムショッププラン | MakeShopエンタープライズ | |
月額費用 | 10,000円/月 無料体験はこちら | 50,000円~/月 |
初期費用 | 10,000円 | 100,000円〜 |
カード決済手数料 | 3.19%〜 | 3.14% |
商品数 | 10,000 | 50,000 |
※一部、別途料金がかかる機能もあります。お問い合わせください
※長期契約なら月額料金が最大30%OFF
【参考】BASE(ベイス)の料金体系
BASEは、登録料や月額・年間料金は不要。その代わり、商品が売れた時、売上金を入金する時に手数料を支払うシステムです。
商品を発送し、注文ステータスを【発送済み】へ変更すると、その注文に対し「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」が発生します。
BASEかんたん決済手数料・サービス利用料
・BASEかんたん決済手数料(※):(各注文毎に)3.6%+40円
・サービス利用料:(各注文毎に)3%
※決済手段:コンビニ(Pay-easy)決済、銀行振込決済、クレジットカード決済、後払い決済、キャリア決済、PayPal決済
「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」は、注文の合計金額(商品代金+送料)にそれぞれかかる仕組みです。
振込申請時の手数料、事務手数料
ショップの売上金(振込可能残高)は「BASE」が預かっているため、その売り上げを引き出す手続きが必要です。それが振込申請です。
BASEの場合、振込申請を行う際に、2種類の手数料がかかります。
・振込手数料:一律250円
・事務手数料:振込申請額が2万円未満の場合→500円。振込申請額が2万円以上の場合→0円
実際に口座に振り込まれる金額は、「振込申請額ー(振込手数料+事務手数料)」です。
振込予定日(入金サイクル)は、申請から10営業日です。
※上記情報の参照元:BASEでショップを運用するときにかかる費用まとめ
MakeShop以外に注目している、ECカートシステム
やはりShopifyですね。
デザインの自由度が高いのもありますが、一番の強みは海外に輸出できる点です。
決済画面も50種類以上の言語に対応できたり、関税に関する設定もできたりするので、すでに日本である程度販売できている人には魅力的なサービスです。
また、日本郵便やヤマト運輸以外にも、FedExやUPS、DHLなどとも連携しているので、海外販売に仕組みが整っているのが良いなと思いますね。
インタビューは以上です。
MakeShopのご利用を検討している方はぜひ参考にしてください。