こんにちは、おすすめSaaS.com(当サイト)運営の金森です。
本記事は、わたしのようなコンサルタント(特に若手コンサルタント)向けに書いています。
かつ、こんな方を特に対象にしています。
若手コンサルタント
若手コンサルタント
若手コンサルタント
※ちなみに、僕はこの全てに当てはまります。
若手コンサル問わず、上記のような課題やニーズを持つビジネスパーソンの方もいるのではないでしょうか。
音声で本の内容を聴けるオーディオブックであれば、こんな課題やニーズを解決してくれます。
今回の記事では、オトバンクが提供するオーディオブックの中から若手コンサルタントにおすすめのオーディオブックを紹介します。
安宅和人『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』(オーディオブックで聴ける本)
著者は、マッキンゼーからイェール大で脳神経化学の博士号を取得された安宅和人さん(現在はヤフー株式会社CSO)。2020年2月に発売された、『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)』も話題です。
『イシューからはじめよ』はコンサルタントだけでなく、様々なビジネスパーソンにおすすめです。
THE先輩
私自身、本書を読んだ上で社会人なりたての頃を振り返ると、「もったいない時間を使ってしまった」と感じることが多いです。解くべきでないものに時間を使ってしまったからです。例えば、クライアントが求めていることを理解しないまま、とりあえずやった方が良さそうな仕事をしてしまったり…。
新社会人の自分
真に価値ある仕事をするためには、数ある問題の中から、何を解くべき問題とするか、つまりイシュー度の高さを見極めることが重要です。
圧倒的に生産性の高い人になりたいなら、必読です。
※同書はマーケターにおすすめの本としても紹介
BtoBマーケティングのおすすめ本|BtoBマーケコンサルが紹介
外山滋比古『思考の整理学』(オーディオブックで聴ける本)
結論、外山滋比古著「思考の整理学 (ちくま文庫)」は若手コンサルは必読とも言える本ではないでしょうか。タイトルから分かる通り、ExcelやPowerPointの知識が身に付く類のものではありません。
ただし、今後の人生において、知っておいて為になる話が盛り沢山です。一つのトピックもライトに聴けるのが良い点です。
下記に紹介している通り、「思考の整理学 (ちくま文庫)」には自分の頭で考えるためのヒントがたくさんリストアップされています。
・グライダー
・朝飯前
・寝させる
・触媒
・忘却のさまざま
・すてる
・とにかく書いてみる
・テーマと題名
・ことわざの世界
など、さまざまなキーワードをもとに10分ほどでエピソード付きで思考法のエッセンスを紹介します。どれも、「なるほど!」と納得できる説明です。
自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。
Amazon
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊。
2008 年に東大・京大生協の書籍販売ランキングで1 位を獲得して以来、10年間の間に7度、東大生協文庫売上1 位を獲得。「東大・京大で一番読まれた本」として知名度を高め、新たな読者を増やし続けています。
言わずもがな、コンサルタントにとって、思考力は肝腎要の武器と言えるでしょう。若手のマーケティングコンサルタントである私は上長から、思考力、特に粘って考え続ける力についてよくフィードバックをいただきます。
自分自身、マーケティングの知識で課題を感じることはあまりなく、むしろ思考力や仕事力のベースの欠如を課題に感じていました。
「思考」にまつわる名著を読みたい
そう考え選んだ本が、本書「思考の整理学」です。本書を読むことでもちろん、すぐに思考力がグングン上がる、といったものではありません。
ただし、ここで学んだことを少しは意識しておくことで中長期的に効果を発揮する本の類だと思っています。繰り返しになりますが、若いうちに読んでおいて損はない本です。
オーディオブックでは5時間50分ほどで聴くことができます。倍速再生がおすすめです。
特に、若手コンサルタントにはぜひおすすめしたいです。
瀧本哲史『武器としての交渉思考』(オーディオブックで聴ける本)
名著「武器としての交渉思考 (星海社新書)」は、交渉にフォーカスを当てた本です。著者はマッキンゼー出身でエンジェル投資家であり、大学教授の瀧本哲史さん。一見変わったキャリアを歩んでいますが、同氏は「交渉」を常に行ってきたといいます。
そんな「交渉」のプロである瀧本氏が、交渉する上で知っておきたいことを紹介しています。
クライアントに提案し、会社・組織を動かし成果を出す立場としては、交渉スキルは非常に重要だと、本書を読んで(オーディオブックなので聴いてですが)改めて痛感しました。
コンサルタントにとって交渉力は切っても切れないものでしょう。
「じゃあ、交渉力って何よ?」「そもそも交渉なんて教わったことがない。」「どうやったら交渉で自分の望みを通すことができるの?」などさまざまな疑問を持つ方もいるかもしれません。
そんな方にこそ、本書「武器としての交渉思考 (星海社新書)」がおすすめです。
「武器としての交渉思考」では、例えば下記のようなことを学ぶことができます。
・交渉では相手側の具体的メリットを考えよ。自分のメリットのみ考えたものは子供のごねと変わらない
ex.大学での早期就活への反対デモ→企業側にメリットがあるので変わるはずもない
・若いうちはロマンよりそろばんを優先させろ
・BATNA(Best Alternative To Negotiated Agreement)は最強の武器
※BATNAとは:参考記事
・アンカリングと譲歩が重要
・非合理的な人間と交渉するときの対応方法
上記のようなトピックについて、分かりやすいエピソードをもとに、役立つ交渉術を紹介してくれます。
楠木建『ストーリーとしての競争戦略 – 優れた戦略の条件』(オーディオブックで聴ける本)
現時点では詳細には解説していませんが、
・楠木建「ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)」
も名著です。オーディオブックでも聴くことができます。
「ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)」は本で読むと結構なボリュームですが、音声なら気軽に聴くことができます。こう言う時に、本当にオーディオブックは良いなと感じます。
大石哲之『コンサル一年目が学ぶこと』(オーディオブックで聴ける本)
本書は、若手ビジネスパーソン、特に若手コンサルタントにおすすめの本です。コンサルティング会社出身のビジネスパーソンが語る、一年目で学ぶべき大事なことを知ることができます。
- コンサル流話す技術
- コンサル流思考術
- コンサル流デスクワーク術
- プロフェッショナル・ビジネスマインド
上記の大枠に沿って、コンサルタントにとって基本かつ重要なことが紹介されています。
実際、本書の中で記載されているものを、私自身も上長(社長)からよくフィードバックいただきました。私は社会人1年目の冬に『コンサル一年目が学ぶこと』を読んだのですが、「もっと早く知っておけばよかった!!」と思いました。
こんな方におすすめの本です。
・コンサルタントとして入社したばかり
・これからコンサルタントになる(社会人1年目など問わず)
・コンサルタントとして働いているが、どうも上手くいかない
評判など詳細は下記よりチェックしてみてください。
今後も更新予定です。